世論調査結果；韓国人の多くが核兵器保有を支持

ある世論調査の結果、韓国国民の過半数が核兵器保有を求めていることが明らかになりました。

韓国のユン・ソクヨル大統領は、米韓同盟結成70周年を記念し6日間にわたって米国を公式訪問することになっています。両国はまた、様々な議題の中で北朝鮮についても協議するものと予想されます。

韓国ヨンハプ通信によりますと、同国の調査会社リアルメーターが今月20～21日に全国の成人男女1800人を対象に調査した結果では、韓国の独自核武装保有に肯定的な回答を示したのは全体の56.5%（非常に賛成29.8%、賛成26.7%）にも及んでいます。

また、核保有賛成の理由としては「北朝鮮の核脅威に対抗」が45.2%で最も多く、続いて、「南北核保有のバランスが国益に役立つ」（23.3%）、「朝鮮半島有事における米国の支援信頼不足」（17.0%）、「国際情勢上、米国の朝鮮半島戦術核再配置の信頼不足」（10.6%）などとなっています。

これに対し、核武装への反対理由としては、「核禁止条約加盟国として国際社会の制裁被害を受ける恐れ」が44.2%で最も多くなっています。

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