韓国大統領;韓米同盟は核をベースに「拡大し続ける」
(last modified Tue, 02 May 2023 09:49:13 GMT )
May 02, 2023 18:49 Asia/Tokyo
  • ユン・ソクヨル韓国大統領とアメリカのバイデン大統領
    ユン・ソクヨル韓国大統領とアメリカのバイデン大統領

ユン・ソクヨル韓国大統領が、「韓米安保同盟は核をベースにした新しいパラダイムにアップグレードされた」と語りました。

ユン大統領は2日火曜、閣議で最近のアメリカ訪問の結果を説明し、「韓米同盟は『価値同盟』の土台の上に安保同盟、産業同盟、科学技術同盟、文化同盟、情報同盟という五つの柱を立てた」とし、「これら5分野の協力が拡大し、シナジー効果を発揮しながら『未来に向けて前進する、行動する韓米同盟』が実現すると思う」としました。

ユン氏はまた、核戦略企画は、頻繁に高レベルの二国間協議の円骨化を促進することにより、NATO北大西洋条約機構の核計画グループよりも効果的となるだろう、と語りました。

さらに、アメリカ側から定期的により多くの戦略的財産が、「壊滅的な報復のための戦闘態勢」を維持するために韓国内に配備されている、としました。

ユン大統領はまた、「相手の善意に頼る偽の平和ではなく、圧倒的な力による平和で未来世代が安心して夢を育むことができる強固な安全保障を構築する」と述べました。

韓国のユン・ソクヨル大統領と米国のバイデン大統領は先月26日、米ワシントンでの首脳会談後、拡大抑止を強化するとともに、核や戦略企画を議論し、不拡散体制に対する北朝鮮の脅威を管理する「核協議グループ」の設置を盛り込んだワシントン宣言を採択しました。

もっとも、その一方で、米国の潜水艦配備については1991年に韓国と北朝鮮が合意した「朝鮮半島の非核化に関する共同宣言」違反に当たるとの疑念が生じています。

 


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