Pars Today

中国四川省の臥竜国家級自然保護区管理局は24日水曜、保護区に設置された赤外線カメラが世界で唯一の白いジャイアントパンダの複数の映像を撮影と発表しました。

映像には、白いパンダが親子パンダのペアと一緒に映るシーンが捉えられました。観察を行った中国ジャイアントパンダ保護研究センターの職員によると、母親パンダは白いパンダの母親である可能性が非常に高いです。

これまでの野外追跡研究により、母親パンダとその子パンダは、重複する縄張りで長い時間を一緒に過ごし、子パンダは母から離れて独り立ちした後、3～4年間母親の様子を確認するために何度も元の家に戻ってくることがわかっています。

近づきたいサインを出し続けるパンダの赤ちゃんたちに、母親パンダは、黙って彼らを受け入れたり、優しく追い払ったりすることがよくあるが、兄妹は追いかけっこして遊びたがる癖があります。この映像でも同様のシーンが見られています。

同保護区の職員は、2019年5月にまだ赤ちゃんだった白いパンダの写真が公開されて以来、4年間追跡し続けています。職員は、その4年間に複数の野生パンダとの交流の軌跡や、笹を食べたり、木の幹にもたれてマーキングをしたり、疑似交尾やケンカをしたりといった行動を記録しました。

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