Pars Today

韓国の大学が行った国際世論調査で、ソウル市民が世界で最も経済的に圧迫を感じ不安を抱えていることが分かりました。

朝鮮日報によりますと、この調査はソウル国立大学などが実施したもので、韓国のほか中国、インド、サウジアラビア、インドネシア、マレーシアなど15カ国の首都の市民1万500人を対象に経済状況についての満足度が調べられましたが、その結果、ソウルが対象国中で最下位となりました。

この調査によると、ソウル市民の81％が、子供を持つことを幸せや喜びの源ではなく問題の種と考え、その責任を負担に感じていることが分かりました。ソウルの他にもこのような回答が多くなったのは東京でした。

一方、ジャカルタ市民の95.4％、北京市民の90.7％は、同様の質問に喜ばしいことだと回答しました。

ソウル市民は他にも、21.9％が家庭生活に、38.3％が職業に不満を感じていると回答しました。これに対し、北京市民は84.9％が生活に満足していると回答し、対象国中トップとなりました。これに続き2番目に満足度が高かったのは、ニューデリー市民の84.9％でした。

ソウル市民が生活に大きな不満を持つ中、韓国政府はウクライナに資金援助を行っています。朝鮮日報は最近も、ウクライナのゼレンスキー大統領が韓国からの2億3000万ユーロ相当の資金援助に謝意を表明した、と伝えていました。

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