米・カナダ海軍の艦艇が台湾海峡を通過し、中国艦と接近
(last modified 2023-06-04T10:11:20+00:00 )
6月 04, 2023 19:11 Asia/Tokyo
  • 台湾海峡
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中国が3日、アメリカ海軍第7艦隊のミサイル駆逐艦がカナダ海軍のフリゲート艦と共に台湾海峡を通過したことを受け、台湾海峡において故意に危険をもたらしたとしてアメリカを非難しました。

ロイター通信によりますと、米インド太平洋軍は3日の声明において、同軍のミサイル駆逐艦「チャンフーン」がカナダ海軍のフリゲート艦「モントリオール」と共に、台湾海峡を通過したと発表しました。

米インド太平洋軍この声明でさらに、台湾海峡で中国の艦艇1隻が米艦隊から140メートル離れた地点を「危険な形で」通過したとしながら、チャンフーンとモントリオールによる台湾海峡通過は「自由で開かれたインド太平洋に対する米国や同盟国などのコミットメントを示すもの」だったと主張しました。

一方、中国人民解放軍は、米国とカナダの艦艇による台湾海峡通過について「海軍と空軍の兵力を組織してすべての行程を監視・警戒し、法律と規則に基づいて対処した」としながら、米国とその同盟国が故意に危険を引き起こし、悪意によって地域の平和・安定度を低下させているほか、台湾の分離派勢力に誤ったメッセージを発していると指摘しました。

中国と米国の海軍が接近したのは、10日足らずの期間で2度目となります。

 


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