米韓が、対北朝鮮で軍事協力を強化
(last modified Tue, 04 Jul 2023 09:19:03 GMT )
7月 04, 2023 18:19 Asia/Tokyo
  • 日本の岸田首相、韓国のユン・ソクヨルと大統領がバイデン米大統領(アーカイブ写真)
    日本の岸田首相、韓国のユン・ソクヨルと大統領がバイデン米大統領(アーカイブ写真)

韓国国防省は、北朝鮮の脅威に対応するため、軍事力の増強および日米との軍事協力の拡大を主張しました。

ファールス通信によりますと、韓国国防省は3日月曜、北朝鮮の脅威に対応するために日米との協力を続けていくと表明しました。

韓国・ヨンハプ通信によりますと、同国のイ・ジョンソプ(李鐘燮)国防相は軍幹部らとの会合で、核抑止力をめぐる米国との協力日本との防衛協力対無人機対策力の改善などの分野について意見を交わしました。

北朝鮮はここ数ヶ月、新型大陸間弾道ミサイルなどの発射実験を繰り返しています。国連安保理決議では、北朝鮮が弾道ミサイルを発射することが禁じられていますが、北朝鮮側は、非軍事的な宇宙計画は禁止されていないとしています。これに対し、日米韓北朝鮮の人工衛星は軍事目的だと主張しています。

 

アメリカ、日本と韓国の国旗

 

韓国国防省は、核などの軍事力も活用した米国との協力を強調しています。

今年4月には、韓国のユン・ソクヨル(尹錫悦)大統領がバイデン米大統領との会談で、アメリカの核戦力などで韓国を守る「拡大抑止」を強化していく方針で一致していました。

韓国国防省は日本との防衛協力合意にむけても、さらなる措置をとる計画を立てています。同省は、北朝鮮対応を強化するため戦略司令室の設置や防衛システムの強化を追求するとしています。

こうした中、先月30日には、米国の核弾頭搭載可能な戦略爆撃機を含む戦闘機が韓国の戦闘機とともに北朝鮮をけん制するため演習を行ったことが発表されています。

 


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