7月 04, 2023 18:29 Asia/Tokyo

中国外務省の汪文斌報道官が、先月30日にフランス・マルセイユで発生したバス襲撃事件を受け、同国在住の中国人らに注意喚起を発しました。

報道各社によりますと、汪報道官は3日月曜、フランス滞在の中国人に対して、現地の治安状況に細心の注意を払い、外出には慎重な態度で臨み、突発事態が発生した場合は在フランス中国大使館・総領事館に連絡するよう改めて呼びかけました。

また、先月30日にフランスのマルセイユで発生した中国ツアー団が乗るバスが襲撃された件について、「フランスのマルセイユでは暴動の影響で、中国人ツアー団が乗っていたバスの窓ガラスが割られ、数人が軽傷を負った。在マルセイユ中国総領事館は直ちに緊急領事保護メカニズムを発動し、旅行団から警察への通報や応急手当を受けることを支援し、フランス側に抗議した。ツアー客一行は予定よりも早くフランス旅行を切り上げ、無事に帰国した」と表明しています。

さらに、「我が国の外務省と在仏大使館・領事館は、在仏中国人の身の安全に細心の注意を払い、注意喚起を適時に行い、在仏中国人の安全と合法的権益を守る措置を講じている」と説明しました。

 


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