日本のほか中国、韓国、インドで洪水が発生

日本の一部のほか、韓国や中国、インドの一部地域でも洪水が発生しています。

ヨーロッパ諸国で過去最大級の熱波が発生したと同時に、アジアの一部では洪水が発生しています。

特に日本では、最近の九州北部に加え、東北北部でも線状降水帯の発生による記録的な大雨で河川の氾濫や土砂災害が発生していることに加え、17日月曜には今年最多の32都府県に熱中症警戒アラートが発令されました。

一方、中国でも中部および北部の省で、ここ数日間の大雨により、洪水が発生しました。

これを受け、中国当局は洪水の被災地域から数万人を避難させたと発表しています。

中国の報道各社は、土砂災害により9人が行方不明になっていると報じました。

さらに、韓国では、先週から続いた大雨による川の氾濫や土砂崩れで、17日月曜午前6時時点で39人が死亡、9人が行方不明となっています。また、自宅などから一時避難した人は主要15市・道とその他の111市・郡・区で計1万570人に上っています。

東アジア以外にも、ロイター通信などによりますと、インドでは豪雨の影響で市内を流れるヤムナ川が増水し、同川の水位は今週、過去45年で最高を記録しました。

インド北部では、先週末から豪雨による洪水と土砂崩れが相次ぎ、現地の当局によると少なくとも41人が死亡しました。

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