7月 25, 2023 17:33 Asia/Tokyo
  • 北朝鮮による深夜・明け方のミサイル発射続く
    北朝鮮による深夜・明け方のミサイル発射続く

北朝鮮が新たに、ミサイルを発射した模様です。

韓国ヨンハプ通信によりますと、北朝鮮は現地時間の24日月曜午後11時55分から約5分の間に、首都ピョンヤン付近から朝鮮半島東の日本海(韓国側呼称;東海)側へ短距離弾道ミサイル2発を発射したとみられています。

これについて、韓国軍合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長は25日火曜の定例会見で、「近ごろは明け方や深夜にミサイルで挑発する傾向があるが、こうしたことを含め、意図などを分析している」と回答しました。

イ氏によると、ミサイルはそれぞれ約400キロ飛行した後、日本海に落下し、ミサイルの詳細やその後の動きに対しては韓米の情報当局が総合的な分析に当たっているということです。

韓国軍と情報当局は、北朝鮮が米原子力潜水艦の韓国入港に反発すると同時に、北朝鮮が「戦勝節」と呼ぶ朝鮮戦争休戦協定の締結日(7月27日)を前に内部の結束を固めるため、一定程度の緊張感を持たせようとミサイルを使った反応を続けているとみています。

北朝鮮はかねてから、アメリカとその地域同盟国による合同軍事演習を、地域の安定と平和のかく乱要素とみており、アメリカが北朝鮮に対する敵対行為を止めない限り、自らの核・ミサイル計画を続行すると強調しています。

また、日本の報道各社によりますと、岸田首相は今回の件について記者団に対し「我が国のみならず、地域、国際社会の平和と安定を脅かすものであり、断じて容認できない」、「一連の国連安保理決議違反であり、非難するとともに抗議を行った」と語りました。

さらに、林外務大臣は、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議したことを明らかにしました。

 


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