10月 19, 2023 22:15 Asia/Tokyo
  • 中国の習近平国家主席
    中国の習近平国家主席

中国の習近平国家主席が、パレスチナ・ガザ地区に対するシオニスト政権イスラエルの攻撃の停止を求めました。

習国家主席は、エジプトのモスタファ・カマール・マドブーリー首相と北京で会談した際、イスラエル軍のガザ攻撃に反応を示し、「最も急務で重要な措置は、紛争範囲の拡大を防ぐためのガザ地区での停戦成立である」と述べました。

また、「人道回廊設置というエジプトの取り組みを支持している」と表明しました。

このような状況の中、米国は18日水曜、ブラジルが国連安保理で提案したイスラエルの対ガザ攻撃停止要求決議案に拒否権を行使しました。

これを受け、中国の張軍国連大使は、米国の拒否権行使は不当であるとし、「民間人を守り、人道的被害を防ぐためには、イスラエルとパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスとの戦争を止めさせる必要がある」と強調しました。

同大使はまた、ガザ地区にあるアル・ムアムダ二病院への空爆で数百人もの民間人が命を落としたことを指摘し、「我々はこの病院への空爆を非難するとともに、イスラエルに対し国際人道法に基づく義務を厳格に履行するよう求める」としました。

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