Pars Today

在カナダ中国大使館は、台湾が在モントリオール経済文化弁事処（大使館に相当）を設置したことに対して、「カナダ政府は『ひとつの中国』原則に違反した」とする声明を発表しました。

中国政府は、台湾を自国領土の一部とみなしており、台湾と独自の外交関係を結ぼうとする動きには警告を発してきました。

イルナー通信によりますと、在カナダ中国大使館は6日にウェブサイト上で発表した声明で、「カナダ当局は、台湾の在モントリオール経済文化弁事処開設に許可を出したことで、『ひとつの中国』原則に違反した」とし、中国政府としてカナダ政府に厳重に抗議したと記しました。

台湾紙「台湾時報」によりますと、台湾はすでにオタワ、トロント、バンクーバーに弁事処を持っており、今回のモントリオールが4つ目となります。在モントリオール経済文化弁事処は4日に正式に業務を開始しました。

在モントリオール弁事処の処長である陳珮瑩氏は、モントリオールを中心とするカナダのフランス語圏との関係を強化したい意向を示しました。

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