パキスタン大統領が、イランとの外交努力の必要性を強調
1月 18, 2024 21:13 Asia/Tokyo
パキスタンのアルヴィ大統領は、イランとの友好関係の重要性に触れ、両国が抱える共通の課題について外交努力や対話を続けるべきだとしました。
パキスタンはイランと900キロ以上にわたって国境を接しています。
近年、両国関係は様々な分野で進展し、テロ対策の分野でも広く協力してきました。
イルナー通信によりますと、パキスタンのアルヴィ大統領は18日、声明を発表し、「テロは共通の課題である。テロとの戦いには地域や世界での集団的な協力が必要になる」としました。
その上で、「パキスタンはイランと長年にわたって友好関係を築いてきた。両国は外交ルートや対話による問題解決を図らねばならない」とし、「パキスタンはすべての国の主権と領土一体性を尊重する。それと引き換えに、他国もこの原則に従って行動することを望む」としました。
パキスタンは18日未明、同国との国境に近いイラン南東部スィースターン・バルーチェスターン州にある村をミサイル攻撃し、イラン国籍を持たない外国人9人が死亡しました。
これをうけ、イラン外務省はテヘラン駐在のパキスタン臨時代理大使を呼び出しました。
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