中国投資家、「イランはチャンスに溢れた国」
ある中国投資家団体の顧問が、「イランはチャンスに溢れた国であり、両国の企業間の関係拡大は、中国人投資家がイランで増えることにつながる」と述べました。
第6回イラン・イスラム共和国輸出能力国際博覧会(IRAN EXPO 2024)に出席した中国投資家団体顧問のリン・ロンミン氏は、この博覧会に参加できたことへの喜びを示しながら、次のように述べました。
「複数の中国企業の代表者らがこのイランの博覧会を視察したことは、彼らがイラン企業の能力をよく知り、両国の間で経済的発展・投資の基盤が提供されることにつながる」
同氏は続けて、西側メディアにより反イラン的なプロパガンダがイラン旅行を考える一部の中国人にマイナスの影響を与えているとしながら、次のように指摘しました。
「イランの人々や企業のことを知ることで、(取引をする)中国企業の代表者らも増えるだろう」
そして、次のように説明しました。
「我が国とイランとの関係は、パキスタンやロシアとの関係と同様、経済的利益を超えるものである」
4月27日から5月1日までの日程でテヘランで開催された第6回イラン・イスラム共和国輸出能力国際博覧会には、 世界100カ国以上から2000人以上の貿易・通商関係者や投資家が集まり、イランの様々な産業の最大手と取引・交渉を行いました。
イラン企業800社が参加したこの博覧会では、総面積5万平方メートルにわたる17の展示ホールにおいて、食品・農産・水産、工業、絨毯・手工芸品・観光、医薬品・医療機器・実験ラボ機器、化学製品・化粧品・衛生用品、建設・エンジニアリングサービス、石油化学の7つのグループに分けて製品や産業成果が展示されました。