朝鮮半島
北朝鮮軍が、非武装地帯の監視所に兵を投入
6月 18, 2020 17:30 Asia/Tokyo
南北軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)の北朝鮮地域で現地時間17日水曜午後から、警戒任務にあたる兵士らしき軍人がそれまで空いていた監視所に入る様子がとらえられていたことが、複数の韓国政府筋の話から18日木曜、分かりまし。
韓国のヨンハプ通信によりますと、朝鮮戦争の休戦協定では、DMZへの立ち入りが認められた軍人を「民政警察」と呼んで腕章を付けることとしています。DMZ内の監視所を在韓国連軍司令部と韓国軍が「GP」と呼ぶのに対し、北朝鮮は「民警哨所」と呼んでいます。
韓国軍は非常駐を含めて約80カ所、北朝鮮軍は約150カ所の監視所をそれぞれ運用しています。北朝鮮軍は規模が小さい監視所の多くに兵を常駐させていませんでしたが、こうした監視所に兵を投入していると見られています。
これに対し韓国軍当局は、北朝鮮軍の総参謀部が17日に予告した軍事行動の一環なのか、最前線地域に出された「1号戦闘勤務体系」への引き上げに基づくものなのかを分析中としています。1号戦闘勤務体系とは、戦闘準備態勢の最も高いレベルで、火器に弾薬をこめ完全軍装して配置に就くことを指します。現在、北朝鮮軍の最前線部隊は鉄帽をかぶり、個人携行火器に着剣した状態で任務にあたっています。
韓国軍関係者は「前日に総参謀部が予告した措置が実行されるのか、注視している。万全の備えを維持している」と強調しました。
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