7月 02, 2020 20:33 Asia/Tokyo
  • 文在寅大統領
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韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が11月の米大統領選前に米朝首脳会談が開かれるよう働きかける考えを示したことに関し、統一部の当局者は2日木曜、「政府も米朝対話が早期に再開されるよう努力していく」と述べました。

韓国ヨンハプ通信によりますと、韓国文在寅ムン・ジェイン)大統領が11月の米大統領選前に米朝首脳会談が開かれるよう働きかける考えを示したことに関し、統一部の当局者は記者団からの質問に、「朝鮮半島の非核化と恒久的な平和の定着を実現しなければならない」と答えました。ただ、こうした意思を北朝鮮側に伝えたかと問われると、「把握していない」と回答しました。

文大統領は先月30日、EU欧州連合とテレビ会議形式での首脳会談を行いましたが、韓国大統領府高官は翌日の1日、文大統領が同会談で「米大統領選の前に米朝首脳会談をもう一度推し進める努力が必要である」と言及した、と伝えました。

2018年6月、史上初の米朝首脳会談で朝鮮半島における非核化について合意した後も、アメリカは対北朝鮮制裁を解除せず、また日韓との共同軍事演習を続行するなどして、北朝鮮側は不満を募らせており、非核化に関する米朝協議は中断したままになっています。

 

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