北朝鮮が初のYouTube利用 国外諜報員に暗号化メッセージ伝達か
8月 29, 2020 19:42 Asia/Tokyo
韓国のヨンハプ通信は29日土曜、北朝鮮が初めてYouTubeを使ったことを伝え、またその目的として国外の諜報部員に暗号化メッセージを流した可能性があると報じました。
問題の動画はYouTubeの「平壌放送」チャンネルに投稿され、女性アナウンサーが朝鮮語で原稿を読み上げています。
その中に「第719遠征隊員対象の遠隔学習大学のITレビューの課題」があり、アナウンサーはその後「564頁の23番、479頁の19番」と数回繰り返しました。
現地時間11時00分の時点で、動画は2500回視聴されています。
通常、このようなメッセージの伝達には短波放送が利用されており、ヨンハプ通信によると、直近で北朝鮮領内から短波周波数が記録されたのは3月7日と同13日だということです。
これより前、米情報機関は、北朝鮮ハッカーが世界中の金融機関から資金を不正獲得していると報告していました。
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