金正恩氏、台風被災地視察で被害に積極対応
(last modified Sun, 06 Sep 2020 10:45:00 GMT )
9月 06, 2020 19:45 Asia/Tokyo

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は5日土曜、台風9号により被害を受けた北東部の咸鏡南道を視察しました。

朝鮮中央通信が6日日曜、報じたところによりますと、金正恩委員長は現地で党政務局の拡大会議を開き、被害発生に対する責任を問い道党委員長を交代するなど、積極的な対応を見せました。

台風9号は2日から3日にかけ朝鮮半島を通過し、咸鏡北道と咸鏡南道で千世帯余りの家屋が損壊したほか、公共の建物や農地の浸水被害が発生しました。

党幹部から被害状況の詳しい報告を受けた金委員長は、首都平壌の党員宛てに公開書簡を送り、被災地支援のために約1万2000人の党員を派遣することを決めたことを明らかにしています。

 

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