「米が北に核80発検討」は誤訳か 韓国大統領府「全文確認を」
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韓国大統領府が15日、トランプ米政権の内幕を描いたとする米著名記者ボブ・ウッドワード氏の新著の内容に関し、2017年に北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の「火星14」を発射した後、米国が核兵器80発での対応を検討したと一部メディアが報じたことについて、「誤訳」との立場を示しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
9月 15, 2020 15:25 Asia/Tokyo
  • 北朝鮮のミサイル
    北朝鮮のミサイル

韓国大統領府が15日、トランプ米政権の内幕を描いたとする米著名記者ボブ・ウッドワード氏の新著の内容に関し、2017年に北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の「火星14」を発射した後、米国が核兵器80発での対応を検討したと一部メディアが報じたことについて、「誤訳」との立場を示しました。

韓国のヨンハプ通信によりますと、大統領府関係者は、米国が核兵器80発での対応を検討したのではなく、「80発の核兵器を持つ北朝鮮への対応を検討した」とする解釈について記者団に立場を問われ、「(その部分は)誤訳されたものと承知している」と答えました。

大統領府はこの返答で、「米国が核兵器80発を持つ北朝鮮への対応を検討した」というのが正しい解釈だと捉えていることを伝えた格好となりました。

大統領府高官はこの前日、記者団に対し「外国のジャーナリストの著作物に青瓦台が言及するのは適切でない」と即答を避けながらも、「核兵器の使用はわれわれの(対北朝鮮の)作戦計画になく、朝鮮半島内での軍事力の使用は韓国の同意なしには不可能だ」と強調していました。

関係者が「誤訳」としたことに対し、大統領府はその後、記者団に宛てたメッセージで「全文が出版されたら確認してほしい」と訂正しました。

 

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