キルギスで別の野党勢力が権力掌握を宣言、混迷深まる
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議会選挙の結果を巡って抗議デモが起こり、首相が辞任した中央アジアのキルギスで、別の野党勢力が7日水曜、権力の掌握を宣言し、一段と混迷が深まっています。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
10月 07, 2020 16:55 Asia/Tokyo

議会選挙の結果を巡って抗議デモが起こり、首相が辞任した中央アジアのキルギスで、別の野党勢力が7日水曜、権力の掌握を宣言し、一段と混迷が深まっています。

ロイター通信によりますと、キルギスのボロノフ首相は6日夜、辞任を表明しました。ジェエンベコフ大統領はBBCのインタビューを通じ、全政党による協議を呼び掛けました。

議会はデモ隊によって収監先から解放された野党指導者サディル・ジャパロフ氏を新首相に指名することで合意しました。しかし現地メディアによれば、反発した群衆が協議が行われていたホテルになだれ込み、ジャパロフ氏は裏口から避難したということです。

7日朝には一部の野党勢力が「調整評議会」を発足させ、権力の掌握を宣言しました。彼らはジャパロフ氏による暫定政権を認めないとし、議会を解散する意向を示しました。

4日に行われた議会選挙の結果への反発が強まる中、選挙管理委員会は投票を無効としました。

ジャパロフ氏はテレビ演説で、憲法を改正した後で2~3カ月以内に議会選挙と大統領選を実施することを提案しました。

キルギスでは、6日にも首都ビシュケクで同国の議会選挙の結果に抗議する人々と警察の衝突が起こり、1人が死亡、590人が負傷しています。

議会選挙を自由で法的だと主張するジェエンベコフ大統領は、議会選挙での不正を口実に国家権力を掌握しようとしているとして反対派を非難すると共に、各党や自らの支持者に平穏の維持を求めるよう呼びかけています。

 

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