10月 10, 2020 19:18 Asia/Tokyo

アゼルバイジャンとアルメニアの間で、ナゴルノ・カラバフをめぐる停戦で合意したにもかかわらず、依然として同地では衝突が続いています。

ロシア・スプートニク通信によりますと、アゼルバイジャン国防省は10日土曜、「わが国とアルメニアの間で、ナゴルノ・カラバフの停戦で合意した後も、依然として双方による衝突が続いている」と発表しました。

アゼルバイジャン国防省によると、ナゴルノ・カラバフでは9日夜の衝突で、アルメニア側に大きな被害が出たということです。

アルメニアのムナツァカニャン外相は同日夜、ロシアが仲介してモスクワで行われた協議において、ナゴルノ・カラバフの停戦をめぐりアゼルバイジャン側と合意しました。

これまでに、イランを初めとする多数の国がこれらの両国による衝突の停止と、協議の開始を求めていました。

アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの実効支配地ナゴルノ・カラバフでは、先月27日から両国間による新たな衝突が勃発し、これまでに双方を合わせて民間人を含む多数の死者を出しています。

 

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