菅首相の真榊奉納に 韓国政府「深い遺憾」
10月 17, 2020 20:55 Asia/Tokyo
韓国政府は17日土曜、菅義偉首相が靖国神社の秋季例大祭に合わせ真榊(まさかき)と呼ばれる供物を奉納したことについて、外交部報道官論評を出して「深い遺憾」を表明しました。
韓国ヨンハプ通信がソウルから伝えたところによりますと、今回の論表は、日本の過去の侵略戦争を美化し、戦争犯罪者を合祀(ごうし)する靖国神社に日本政府の指導者らが供物を奉納したことに「深い遺憾」を表明しています。
また、菅内閣の発足を機に日本の責任ある指導者たちが歴史を直視し、過去に対する真摯(しんし)な反省を行動で示すなど、韓日関係の未来志向的な発展にふさわしい行動をすることを強く促しました。
菅氏は安倍晋三前政権で7年8カ月、官房長官を務めましたが、長官在任中に靖国神社参拝や供物奉納を行っていませんでした。
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