インド経済が日本を追い越す可能性
10月 19, 2020 20:17 Asia/Tokyo
世界有数の医学雑誌「ランセット」の予想に基づくと、インド経済は今後30年間の間に日本を追い越し、世界第3位の経済大国になるとされています。
今年前半に行われたこの研究は、労働人口の年齢層の変化を調べ、それに基づき今後数十年の国内総生産の予想を導きだしました。
ランセット誌の予想では、インドは2030年頃に世界最大の労働力を持つ国となり、その状態が2050年まで継続するとされています。また、この労働力は2050年以降には減少するものの、今世紀末までは最大労働力を擁する国であり続けるともされています。
インドは2017年、経済規模が世界第7位となり、その後現在までに第5位まで順位を上げています。
予想される人口の変化は、2030年までにインドをアメリカ、中国、日本に次ぐ世界第4位の経済大国にし、さらに2050年までには日本を追い抜き第3位にまで押し上げると見られています。
この予想ではまた、インドは2050年から2100年まで第3位に留まるだろうとされています。
この報告はさらに、2035年には中国がアメリカを抜き世界第1位の経済大国になるだろうとも指摘しています。
中国は人口が減少に転じており、このことが経済成長にも影響を与えると予測されることから、ランセット誌は、2098年にアメリカが第1位に返り咲くだろうとしています。
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