韓国、「北朝鮮がSLBM搭載潜水艦2隻を建造中」
11月 03, 2020 19:59 Asia/Tokyo
韓国情報機関・国家情報院が、「北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載できる潜水艦2隻を新たに建造している」と主張しました。
韓国・ヨンハプ通信が、最大野党「国民の力」の河泰慶(ハ・テギョン)国会議員の記者会見でのコメントとして、ソウルから報じたところによりますと、国家情報院は3日火曜の国会情報委員会の国政監査で、「北朝鮮は、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載できる潜水艦2隻を新たに建造している」と主張したということです。
また、「建造中の潜水艦のうち1隻は既存のロメオ級(1800トン級)潜水艦の改良型で、もう1隻は新型の中大型潜水艦だが、具体的な仕様は分析中だ」としました。
さらに、先月10日に北朝鮮労働党創建75周年を記念して行われた閲兵式(軍事パレード)で公開された弾道ミサイルは計9種類76基で、過去最大規模だとも主張し、「新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)は全長と直径を拡大し、弾頭の重量が増えた」との見解も示しています。
そして、初めて電子戦、化学戦部隊が公開されたとして「これらの部隊は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の「決死護衛部隊」で、党中央委員会の護衛処、国務委員会の護衛部など四つの部隊の指揮官の顔を含め初めて公開された」と主張しています。
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