アフガン中部でのテロ攻撃による死亡者数が増加
11月 30, 2020 01:39 Asia/Tokyo
アフガニスタン中部ガズニー市にある政府軍基地への、最近のテロ攻撃による死亡者数が31人に増加しました。
IRIB通信が、アフガニスタン・カーブルから報じたところによりますと、ガズニー市内にある軍事基地で29日日曜朝、爆弾が仕掛けられた車両が爆発し、これにより31人が死亡、ほか24人が負傷しました。
これ以前には、今回のテロ攻撃の犠牲者数は26人と発表されていました。
病院筋は、今回のテロでの死傷者全員がアフガン治安部隊関係者だとしています。
なお、現在までのところ今回の事件に対する犯行声明は出されていません。
アフガン現政権と同国の反体制組織タリバンによる、カタール・ドーハでの和平交渉は開始後暗礁に乗り上げており、大学などの教育施設をはじめとしたアフガニスタン各地では連続爆弾テロ事件やロケット弾による攻撃が相次いでおり、数百名の死傷者が出ています。
地域の政治評論家の一部は、アフガンでの政情不安を、20年間に及ぶ米軍のアフガン駐留の失敗がもたらした負の遺産だと見なしています。
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