韓国大統領、「関係の早期修復必要」 離任の駐韓日本大使との面談で
1月 14, 2021 21:11 Asia/Tokyo
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、離任予定の日本の冨田浩司・駐韓大使と青瓦台(大統領府)で面談し、「韓日両国が建設的で未来指向的な関係を早期に修復していく必要がある」と述べました。
韓国のヨンハプ通信によりますと、青瓦台の康珉碩(カン・ミンソク)報道官は会見で、文大統領は冨田氏が約1年2カ月にわたり、駐韓大使として日韓関係の調整や両国の懸案解決のために努力してきたことを評価し、「韓日両国は最も近い隣国であり、北東アジアや世界の平和・繁栄のために共に進むべき最も重要なパートナー」と述べたことを伝えました。
冨田氏は文大統領に謝意を伝えたということです。
日本政府は先月25日に、冨田氏を駐米大使に充てる人事を決定し、後任には相星孝一駐イスラエル大使が就任するとしています。
一方で文大統領は同日、青瓦台で姜昌一(カン・チャンイル)新駐日大使に信任状を授与し、「韓日両国は現在難しい状況にあるが、長い歴史を共有する最も近い隣国であり北東アジアや世界の平和・安定のために協力するパートナー」とし、「両国関係が未来指向的に発展しなければならない」と強調しました。
また、「(両国関係で)問題が生じても、未来指向的に発展しなければならない両国関係全体がそれに悪影響を受けてはならない」とし、「それはそれとして解決策を探し、未来指向的な関係のための対話の努力はそれとは別に続けなければならない」と述べました。
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