85万人のアフガン人移民が、イランから母国へ帰還
1月 16, 2021 19:03 Asia/Tokyo
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アフガン人移民
イランにいるアフガニスタン人移民のうち85万人が、2020年の間に新型コロナウイルス感染拡大を理由として自発的に母国へ帰還しました。
イルナー通信によりますと、アフガニスタン移民局のモハンマドレザー・バーヘル報道官は、昨年母国へ帰還したアフガニスタン人移民のほとんどは、同国の治安の悪さと職がないことにより、再びイランへ戻っているとしました。
そして、今も1日あたり約1000人のアフガニスタン人移民が、アフガニスタン南西部ニームルーズの国境から北西部主要都市のヘラートに入っているものの、職が見つからないことは母国に帰った彼らの最大の問題になっているとして、「彼らのうち大半は、しばらく無職でいた後、再び移民とならざるを得なくなっている」と説明しました。
イランは、隣国アフガニスタンで戦争と情勢不安が続くこの40年間、同国の移民数百万人を快く受け入れ、彼らに就業、就学、高等教育の他、文化的・社会的活動の機会を提供しています。
アフガニスタンの人々と政府は、イラン国民と政府に対して常にこの誠意ある受け入れを感謝しています。
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