フィリピン空軍所有の米国製ヘリ墜落、乗員7人死亡
1月 17, 2021 19:25 Asia/Tokyo
フィリピン軍が、同国南部において空軍の所有する米国製ヘリ1機が墜落し、乗っていた7人全員が死亡したことを明らかにしました。
ファールス通信によりますと、フィリピン軍幹部は、「テロ対策部隊向けの装備を輸送中の我が国の空軍所有のヘリが16日土曜、墜落した」と述べました。墜落の理由は、この米ベル・エアクラフト社製UH-1型ヘリのエンジンの技術的欠陥と発表されています。
このヘリの機長は不時着を試みたものの、機体はフィリピン南部ミンダナオ島中部ブキドノン州の山岳地帯に墜落しました。この事故を受け、探索・救援部隊が即時現場に駆けつけましたが、操縦士2人を含む乗員4人、兵士1人、軍職員2人が遺体で発見されました。
フィリピン軍はこれまで長期にわたり、3500人ほどいると言われる共産主義の反乱グループに対峙しています。
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