韓国人慰安婦被害者、慰安婦関連のハーバード大教授の主張を「無視」するよう呼びかけ
2月 17, 2021 21:00 Asia/Tokyo
-
韓国人慰安婦被害者、慰安婦関連のハーバード大教授の主張を「無視」するよう呼びかけ
韓国人慰安婦被害者、イ・ヨンスさんが、旧日本軍の慰安婦に関する米ハーバード大教授の論文に関して、「ハーバード大の学生は教授の話を無視してほしい」と訴えました。
韓国・ヨンハプ通信が17日水曜、米ニューヨークから報じたところによりますと、この問題は米ハーバード大ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授が旧日本軍の慰安婦は「売春婦」だとする内容の論文を書いたことについて、韓国人被害者のイ・ヨンスさんが、同ロースクールの学生会が主催したオンラインセミナーで「ハーバード大の学生は教授の話を無視してほしい」と訴えたものです。
また、「日本は朝鮮に侵攻し、女の子を連れ去り、無法地帯のように行動した」として、「70年が過ぎたが、日本政府はそのときと変わっていない」と強調しました。
一方で、「慰安婦問題の解決に何ら進展がない中、教授のため人々が(再び)慰安婦問題に関心を持つようになった」とし、ラムザイヤー氏の主張が長期的な観点では問題解決に役立つとの考えを示しました。
また、自身が16日火曜に開いた記者会見で提案した慰安婦問題の国際司法裁判所(ICJ)への付託の必要性を重ねて強調し、「ICJでこの問題を話し合うことは私の最後の願いであり、ムン・ジェイン韓国大統領は日本の菅義偉首相を説得し、ICJで問題を解決すべきだ」と主張するとともに、「必ず勝つ」と自信を顕示しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ