中国外相、海警法は「国際法に合致」 一方で対日関係重視を表明
(last modified Mon, 08 Mar 2021 06:16:43 GMT )
3月 08, 2021 15:16 Asia/Tokyo
  • 中国の王毅外相
    中国の王毅外相

中国の王毅外相は7日、沖縄県・尖閣諸島周辺で頻繁に活動する海警局の武器使用権限を定めた海警法について「特定の国を対象にしたものではなく、完全に国際法に合致する」として正当性を訴えました。

時事通信が伝えたところによりますと、王毅外相は7日の記者会見で海警法について「完全に国際法に合致する」と言及し一方で、対日関係を重視し、懸案事項を対話で解決していく方針を強調しました。

中国の海警法は今年2月に施行されて以降、日本では海警局船舶による武器使用への懸念が高まっています。これについて王氏は「中国の一貫した立場は、武力によらず、海上の紛争を友好的に話し合いで処理すること」と主張しました。

王氏は「中日関係の改善は両国民だけでなく地域の平和と安定にプラス」と語り、「あらゆる問題について双方は対話を通じて理解を深め、信頼を構築できる」としました。

 

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