ミャンマー仏教僧侶らが、デモ弾圧に抗議
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ミャンマー仏教僧侶らが、デモ弾圧に抗議
ミャンマー仏教僧侶の最高管理組織「サンガ・マハ・ナヤカ委員会」(通称マハナ)が、クーデター実施者らによる民間人の殺害を非難しました。
マハネは声明を発表し、クーデターを起こした軍政権に対抗する抗議者への支持を表明するとともに、「マハナのメンバーは、現状への抗議として自らの活動を停止する」と表明しています。
CNNによりますと、軍がクーデターで実権を握ったミャンマーでは、治安部隊による抗議デモ参加者への弾圧が一段と激しさを増しており、 非武装のデモ参加者に対する無差別的な暴力や、拘束した政治犯への拷問、殺害といった報道が拡散。軍が最大都市ヤンゴンの一部地域を封鎖して情報統制を敷くなど、住民の安全に対する懸念や、より多くの人権侵害、殺人、恣意的拘束が行われるのではないかとの懸念も高まっています。
今月17日の真夜中過ぎには、ヤンゴンの数カ所で治安部隊が発砲し、複数の負傷者が出たと報じられました。
このため、市民らが情報を得る手段はますます少なくなり、情報がほとんど外に流れないことから、メディアや人権団体による現状の実態把握が困難になっています。
しかし、2月1日のミャンマーでのクーデター勃発後に行われている軍と警察による抗議者へのこうした弾圧は、国際社会からも非難されています。
デモ隊は、治安部隊による殺害と暴力にもかかわらず、政治指導者、特にアウンサン・スー・チー国家顧問の釈放と民主的政治の復活を求め抗議行動を継続しています。
なお、ミチェル・バチェレ国連人権高等弁務官は17日、CNNに対し、2月1日のミャンマーでのクーデター以降の抗議デモで、これまで200人以上が殺害されたことを明らかにするとともに、実際の死者数はこれを上回る可能性があるとし、「国連の機関は一部地域への立ち入りができず、そこでより多くの殺害が発生している恐れもある。拘束された人の数はおよそ2400人と見られる」としました。
さらに、国連人権理事会の16日の発表では、これまでに37人のジャーナリストが拘束され、19人がまだ解放されていないということです。
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