米サイトが、北朝鮮で新型潜水艦進水準備中と報道 韓国は米との鋭意注視を表明
(last modified Mon, 29 Mar 2021 09:45:46 GMT )
3月 29, 2021 18:45 Asia/Tokyo
  • 北朝鮮での新型潜水艦進水
    北朝鮮での新型潜水艦進水

米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」が、北朝鮮東部・新浦の造船所で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載可能な潜水艦の進水準備の動きがあると報じたことについて、韓国国防部のプ・スンチャン報道官は29日の定例会見で、韓国と米国の情報当局が緊密に協力して鋭意注視しているとしました。

韓国のヨンハプ通信によりますと、韓国情報機関・国家情報院は昨年11月、北朝鮮がSLBMを搭載できる潜水艦2隻を新たに建造しているとしていました。北朝鮮は、第8回朝鮮労働党大会を記念した今年1月の閲兵式(軍事パレード)で、新型のSLBM「北極星5」を公開しています。

プ氏はまた、北朝鮮が今月25日に発射した短距離弾道ミサイルの射程を巡り、北朝鮮が600キロと発表した一方で、韓国軍が450キロと推定したことに関連し、発表と推定に違いがあったものと承知しているとし、「韓米の情報当局が追加分析中」と伝えました。

また、国連安全保障理事会が北朝鮮のミサイル発射を受けて緊急会合を開くことに反発した北朝鮮が、これを「自衛権の侵害」としていることについて、「国連の対北制裁決議は弾道ミサイル技術を利用したすべての発射を禁止している」とし、北朝鮮軍の動向に対して「特に言及することはない」とコメントしました。

 

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