韓国の大学生30人以上が 日本の原発処理水海洋放出に抗議し丸刈りに(写真あり)
4月 21, 2021 19:39 Asia/Tokyo
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駐ソウル日本大使館の前での抗議
日本政府が福島第一原子力発電所の処理水を海洋放出する方針を決めたことをめぐり、韓国の大学生30人以上が、駐ソウル日本大使館の前で頭を丸刈りにして抗議しました。
韓国・ヨンハプ通信によりますと、20日火曜の「丸刈り」抗議には数十人の大学生が参加し、警察が抗議者らに解散を呼びかけたものの、最終的に抗議パフォーマンスは決行されています。
デモ参加者らは反日スローガンが書かれた防護服を着用し、「海洋放出をやめろ」などのスローガンを連呼しました。

なお、ソウルでは現在、新型コロナウイルス対策として10人以上の集会が禁止されています。
日本政府は今月13日、放射性物質を除去した福島第一原発の処理水を大量に海洋放出することを公式に決定しており、海洋放出時期は2023年頃を予定しています。
これに対し中国外務省が方針見直しを求めているほか、環境NGO「グリーンピース・ジャパン」は日本政府この決定について、福島県住民および国民、アジア太平洋諸国住民の「人権と利益を完全に無視している」として厳しく批判しています。
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