パキスタンで、断食月中に人々による慈善行為が拡大
4月 24, 2021 19:48 Asia/Tokyo
パキスタンで、イスラム暦の断食月であるラマザーン月の間、人々による慈善行為が増加しています。
IRIB通信がパキスタンの首都イスラマバードから伝えたところによりますと、ラマザーン月の祈祷の一つは貧困撲滅に関するもので、断食を行うパキスタンのイスラム教徒らは、同胞らを支援することで、「窮状にあえぐ全ての人々を富ませるように」というこのシーズンの特別な神への祈祷を行動で実現させています。
ラマザーン月の特徴の一つは、人々が断食という貴重な機会を利用し、互いに先を争って慈善を行うことです
また、新型コロナウイルスが蔓延している中のパキスタンで、ラマーザンの月の間よく見られる善行として、社会の貧しい人々への特別配慮、食品や衣服の分布、コロナウイルス流行により収入が減少した家族への支援などが挙げられます。
さらに、断食終了となる日没時には、街頭で断食をした通行者らをこの月の特有の食事で接待するという善良な習慣もあります。
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