アフガンでの米の20年におよぶ戦争・占領、費用は2兆ドル超に
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アフガンでの米軍
アフガニスタンにおけるアメリカの20年におよぶ戦争と占領が、2兆ドル超の費用と約12万人の人的損失をもたらしたとする報告が発表されました。
米ABCニュースは、この報告を明らかにするとともに、「アフガニスタン人が、この戦争および紛争によるもっとも多くの代価を支払った」としました。
米ブラウン大学が立ち上げた「戦争のコスト」プロジェクトによれば、アフガニスタンでは2001年から2021年4月中旬までに、戦争および紛争で少なくとも4万7245人の民間人が殺されています。
さらに同国では、72人のジャーナリストと444人の救急隊員も殺害されています。
同プロジェクトによれば、アフガニスタン人兵士の死者もこれまでに6万6000人以上にのぼるということです。
アメリカの占領に端を発する戦争および紛争の影響で、アフガニスタンでは約300万人の人々が国外で難民となりました。
さらに国内でも約400万人が家を失っています。
この報告によれば、アメリカがアフガニスタンで費やした金額は合計で2兆2600億ドルに達しています。
一方のアメリカ国防総省も、2001年から現在までにアフガニスタンで2442人の米兵が死亡し、また2万500人以上が負傷していると発表しています。
アフガニスタンではさらに、アメリカの歩保安警備関係で雇用された職員も3800人以上が殺されていると推計されています。
また、NATO北大西洋条約機構諸国の兵士も1144人死亡しています。
バイデン米大統領は先日、今年9月11日までにアフガニスタンから駐留米軍を撤退させると発表しました。
アメリカとその同盟諸国は2001年、テロとの戦いとアフガニスタン国内の安全確保を口実に同国へ侵攻しました。この占領行為は、戦争、衝突、アフガン経済インフラの破壊の原因となり、さらに情勢不安、テロ行為、麻薬生産も増大させました。
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