北朝鮮外務省が、日本の防衛白書を批判
7月 15, 2021 18:36 Asia/Tokyo
北朝鮮外務省が、同国を脅威と規定した日本の2021年版防衛白書を真っ向から批判しました。
韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、北朝鮮外務省は15日木曜、同省日本研究所のリ・ビョンドク研究員の文章をホームページに掲載し、「日本の『防衛白書』は白黒をひっくり返し、再侵の野望を露骨化する『再侵白書』」だとして非難しています。
日本政府は今月13日に公表した防衛白書において、北朝鮮について核・ミサイル開発を挙げながら、自国の安全に対する「重大かつ差し迫った脅威」だと規定していました。
これに対し北朝鮮外務省は、日本の集団的自衛権の行使を認める安全保障関連法の採択や自衛隊の防衛費増加、最先端軍事装備の開発、軍事演習などを列挙した上で、「現実は、地域の平和と安全を破壊する脅威は他でもない日本によって生じていることを示している」と反論しています。
一方、日本が防衛白書で竹島(韓国側呼称;独島)の領有権を重ねて主張したことに対しては言及していません。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ