カーブル空港の混乱続く
アフガニスタンの首都カーブルでは、国際空港の状況が依然として混乱したままになっています。
米CNNは21日土曜の報道において、カーブル空港が危険で嘆かわしい状況にあると伝えました。
また、カーブル空港に取り残されたアフガニスタン人や外国人の悲痛な映像も公開されました。中でも痛ましいものは、国外脱出のために手から手へ渡されていく子どもや、母親とはぐれた子どもたちの様子でした。
一部の外国人ジャーナリストは、カーブル空港の問題について「例え出国者リストに名前が入っていても、ゲートを抜けて飛行機までたどり着くことができない点にある」としています。
一方、在アフガニスタン米国大使館は21日土曜、国民に対しカーブル空港へ向かわないよう勧告しました。
今月15日に旧支配勢力のタリバンが首都カーブルに入って以降、カーブル空港へは命の危機を感じたアフガニスタン人数千人が出国しようと詰めかけています。
しかしこのような状況にあって、アメリカとNATO北大西洋条約機構は、駐留させていた部隊や装備をカーブルから引き揚げています。
20日金曜には、カーブル空港周辺で群衆を散らすために発砲があったことが報じられました。
また、空港近くの道路脇に打ち捨てられ破壊された複数の自動車などの映像も公開されています。
アフガニスタンでは、タリバンのカーブル入りと同時に同国のガニ大統領が出国して、政権が崩壊しました。
アフガ二スタン国民の多くは、自国の現状はアメリカが同国で行った諸政策の失敗によるものだと考えています。
アメリカとその同盟国は、20年の失敗した軍事駐留のはてに、アフガ二スタンから撤退しようとしています。この駐留はアフガン国内に、テロ、戦闘、暴力、情勢不安の拡大や、数万人の国民殺害のほかに、何の結果ももたらしませんでした。
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