アフガン首都空港で、1万3000人が路頭に迷い出国できず
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アフガン首都空港
米CNNが、アフガニスタン首都カーブルの国際空港でおよそ1万3000人が出国できずに路頭に迷っていると報じました。
CNNは23日月曜、「カーブル国際空港には、依然としておよそ1万3000人がおり、アフガン出国を待っている」と報じています。
アフガニスタンが同国の旧支配勢力・タリバンに掌握されたと同時に、カーブル空港にはアフガン出国を求める人々が殺到し、痛ましい事態が発生しています。
そうした中でも最悪のケースは、複数名のアフガン人が米空軍機のタイヤの1つにしがみついたものの飛行後に落下し、命を落としたというものです。
この事態の一方で、米軍兵の飼い犬が軍用機内の椅子にきちんと座っているという、皮肉な光景を捉えた写真も公開されています。
またSNSには、国外脱出のために手から手へ渡されていく子どもや、母親とはぐれた子どもたちの様子を写した画像も拡散しています。
情報筋の発表によりますと、カーブル国際空港の状況は極めて殺気だったものだということです。
しかしこうした中、アメリカとNATO北大西洋条約機構は、アフガン市民の窮状を無視して、自らのスタッフや機材をカーブルから搬出しています。
今月15日にタリバンがカーブルに入り、ガニ・アフガン大統領が同国を出国したと同時に、ガニ政権は崩壊しました。
アフガンの政府関係者や国民の多くは、アフガンの現状をアメリカが同国で失敗した政策によるものだとみなしています。
アメリカとその同盟国が、20年間にわたる失敗した軍事駐留の果てに同国から撤退する一方で、この駐留はテロや内戦の、暴力、情勢不安や混乱、多数のアフガン市民の流血をもたらしただけに終わりました。
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