タリバン、「世界と外交関係を持ちたい」
-
最近アフガニスタンを掌握した組織タリバンのムジャヒド報道官
最近アフガニスタンを掌握した組織タリバンのムジャヒド報道官が、米軍のアフガン撤退を喜ばしいものだとし、また世界との外交関係の樹立希望というタリバンの意向を示すとともに、「シオニスト政権イスラエルは、イスラム共同体に潜むしこりだ」と語りました。
ムジャヒド報道官は、アルアーラム・チャンネルとのインタビューで、諸問題に関するタリバンの見解を述べるとともに、「年月の経過とともに、当組織の経験は増え、また人々や世界との当組織の交流の質も改善されている」と述べています。
また、イスラエルに関する質疑に答え、「イスラエルは、イスラム共同体に巣くったしこりである。聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの問題はイスラム教徒の間の共通の問題であり、すべてのイスラム教徒はこの問題に関して共同体のもとに団結する必要がある」としました。
そして、「タリバンは、世界との関係・交流を追求している」とし、「我々は、世界と外交関係を持ちたいと考えており、すべての問題を外交的交渉によって解決できるはずだ」と語っています。
さらに、アフガンでの新政権樹立に関しても、「今後発足する政権は、国民の利益にもとづき、しかも国民の要求の保証・実現に取り組む存在でなければならない。そして近い将来、我々はこうした政権の発足を目の当たりにすることとなろう」と述べました。
そして、女性の扱いに関しても、「次期政権は、女性に関しては法律に基づいたものになり、女性の権利をイスラム聖法に沿って確保するだろう」としています。
ほかにも、「タリバン武装軍は決して、アフガン国内にある国際機関や外国の外交機関を狙うことはない」と断言しました。
ムジャヒド報道官はまた、「テロ組織アルカイダの因子は、戦争や情勢不安、アフガン社会との言語・民族の違いを理由として、アフガンから逃げ去った。今や、アルカイダの武装因子の痕跡は見られず、我々はもうかなり前から、彼らと何のやり取りや連絡もない」としました。
最後に、アメリカ軍のアフガン撤退に関しても、「最近、わが国の首都カーブルの空港で発生した惨劇は、もはやアメリカ軍がここにいてはならないことを彼ら自身に分からせるのに十分なものだった」と結んでいます。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj