北朝鮮が、新型極超音速ミサイル「火星8」を試射
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新型極超音速ミサイル「
北朝鮮のKCNA朝鮮中央通信が29日水曜、同国国防科学院が前日に北西部の慈江道竜林郡で、新型極超音速ミサイル「火星8」の発射実験を初めて行ったと報じました。
KCNAは、28日火曜未明に発射されたミサイルの詳細について説明するとともに、「わが国は、新型極超音速ミサイルの実験を行った」と報じていますが、射程や速度などに触れていません。
このことから、今回の北朝鮮の実験は開発の完了ではないとみられています。
KCNAはまた、「初めて導入したアンプル化されたミサイル燃料系統と発動機の安定性を実証した」と報じ、さらに「ミサイルの飛行操縦性と安全性、分離された極超音速滑空飛行前頭部(弾頭)の誘導機動性と滑空飛行の特性をはじめとする技術的指標を実証した」とし、これらがすべて「設計上の要求を満足させた」と伝えました。
北朝鮮は極超音速ミサイルの発射を予告しており、今年1月に開催した第8回朝鮮労働党大会でキム・ジョンウン同党総書記は事業総括報告を行い、「極超音速滑空飛行前頭部の開発導入」に言及していました。
専門家の見解では、このミサイルの製造により北朝鮮の防衛力が増強されるということです。
報道各社は28日未明、韓国軍の話として「北朝鮮が飛しょう体を発射した」と報じていました。
なお、韓国・ヨンハプ通信によりますと、この発射実験はパク・ジョンチョン朝鮮労働党書記と国防科学部門の指導幹部が視察し、キム総書記は立ち会わなかったとされていますが、これは新兵器がまだ実験・開発段階にとどまっているためと考えられます。
一方、韓国軍当局は28日に北朝鮮から発射された飛翔体について、飛行距離200キロ足らず、高度30キロ程度とみている、とされています。
北朝鮮のキム・ソン国連大使は今月27日、米・ニューヨークでの国連総会にて「わが国は、兵器を実験し自らの防衛力を強化する合法的な権利を有する」と述べました。
アメリカおよび、そのほかの国連安保理理事国は、2006年に北朝鮮が初の核実験を行って以来、同国に何度も制裁を科してきました。
しかし、北朝鮮はこれらの制裁にもかかわらず、地域に駐留する米軍の脅威に対抗するための自らの軍事力の強化を強調しています。
北朝鮮はまた、「アメリカがわが国の現政権打倒を狙った敵対政策をやめない限り、我々は核ミサイル計画を断念しない」と表明しました。
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