中国が、核合意の通常状態への速やかな復帰を支持
中国外務省の汪文斌報道官は、中国は、核合意が通常状態に速やかに戻るためのあらゆる努力を断固として支持するとしました。
イルナー通信によりますと、汪報道官は1日月曜の記者会見で、核合意の効果的な実施は、イラン核問題の唯一の正しい解決策だと述べました。
同報道官は、「アメリカは、イラン核問題の現在の危機を招いた張本人として、イランに対する『最大限の圧力行使』という誤った政策を根本から修正するべきであり、その他の当事国もこのために建設的な役割を果たすべきだ」としました。
また、「今年前半に核合意復活のための協議が6回にわたり行われ、重要な前進が見られた。すべての当事国はできるだけ速やかに協議を再開し、新たな前進が見られるよう、残る対立点を解消する実践的で柔軟な解決策を見つけねばならない」と述べました。
アメリカおよび英独仏の4カ国は、自らがすでに多数の核弾頭を保有していながら、イランが核合意内の責務を段階的に縮小してきたことが、論理的な権利上の正当性がないものだと主張しています。
これらの国はまた、「イランの核活動の進展の継続および、IAEA国際原子力機関による査察の受け入れ回避の継続は、核合意復帰の可能性を危険に陥れるものだ」としました。
IAEAが、イランによる核合意内責務の全面履行・遵守を認めているにもかかわらず、アメリカは2018年5月に一方的にこの合意から離脱しました。
さらに、ヨーロッパの核合意署名国も、自らの主張とは裏腹に核合意に定められた約束履行への本格的な歩みを踏み出していません。
アメリカのバイデン政権は、オーストリア・ウィーンでの協議を通じて自国の核合意復帰への下地を整えるつもりだと主張しています。
核合意復活に向けて、これまで6回にわたりオーストリア・ウィーンにてアメリカおよび、イランを除く核合意署名国の間で、アメリカのこの合意への復帰の円滑化に向けた交渉が実施されてきました。
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