アフガン保健制度が崩壊の危機
(last modified Tue, 09 Nov 2021 06:32:53 GMT )
11月 09, 2021 15:32 Asia/Tokyo
  • アフガン保健制度が崩壊の危機
    アフガン保健制度が崩壊の危機

アメリカがアフガニスタン中央銀行の在外資産を凍結したことで、アフガン各地の医療施設は休業し、首都カーブルでも多くの病院が最低限の設備で診療を行っています。

フランス24チャンネルによりますと、医薬品の備蓄が尽きたことで、アフガン国内の病院の状況は望ましいものではありません。

カーブル市内の病院に勤めるあう看護師は、「以前は、この病院で心臓病患者のために薬を用意していた。しかし今は、単純な錠剤ひとつ備蓄がない」と語りました。

これに先立ち、ICRC・赤十字国際委員会は報告書の中で、アフガンの2000以上の医療施設が、冬の到来を前に、医療設備や医薬品がないことを理由に休業したとしています。

こうした中、タリバンがアフガンの実権を握った後、アメリカはアフガン中央銀行の在外資産を凍結し、タリバンが現金資産にアクセスできないようにするのがアメリカの政策であるとしています。

 

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