中国の食品輸入量、1~9月は昨年より3割増加
11月 10, 2021 21:00 Asia/Tokyo
「2021中国輸入食品産業レポート」によりますと、中国の食品輸入量は今年1月から9月までで1014億1000万ドルに達し、前年同期比で29.8%の増加となりました。
このレポートは、今月6日から開催されている第4回中国国際輸入博覧会の中国輸入食品産業サミットで発表されました。
レポートでは、中国の食品輸入量は通年で20%以上の成長が見込まれており、中国国際輸入博覧会も成長の原動力となっていると記されています。
中国食品・原産品・畜産物輸出入商会の于露副会長は「中国の食品輸入は、2020年以降、着実な増加傾向を示している。主な輸入食品には、肉類、乳製品、水産物、果物などがある」と話しています。
同博覧会には、世界各国の食品事業者が出展しています。キウイの生産・販売を行うニュージーランドの企業幹部は「中国は私たちにとって世界で最も重要な市場だ。中国は約10万トンのキウイを輸入しており、これはニュージーランドにとって約8億ドルの収益に相当する」と強調しました。
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