パキスタン、知られざる観光的魅力を持つ国
パキスタンは、西側メディアの否定的な報道によって観光的魅力を無視されている国々のひとつですが、同国は歴史や自然の美しい見所にあふれ、人々は来客を大いに歓待する気質を持っています。
IRIB通信がパキスタン・イスラマバードから報じたところによりますと、長年にわたる戦争とテロ問題は、同国で観光産業が発展しない理由となってきました。
パキスタンは、国内の大半の地域で適した気候に恵まれていることから、自然の美しい魅力にあふれています。
同国のナーラーン、カーガーン、ニーラムといった渓谷、シャーンドル地区、そして美しい数々の湖は、観光客、登山者、自然愛好家を常に迎え入れてきました。
カイバル・パクトゥンクワ州内にあるスワート渓谷は、パキスタンの自然の魅力を伝える場所のひとつで、高い山脈が聳え澄んだ湖が複数あることから、旅行者の間では「パキスタンのスイス」として名を馳せています。
また、パキスタン北部やギルギット・バルティスタン準州に広がるカラコルム山脈には、バルトロ氷河や世界第2位の高さを誇る山・K2といった見所があります。
ラホール、ムルターン、バハーワルプル、ファイサラーバードなどの各都市は、同国での歴史的観光の中心地になります。これらの都市の歴史的建築物に残る芸術やペルシア語文学の作品は、イランとパキスタンの文化的つながりを示すものでもあります。
パキスタン南部の都市カラチからイラン国境まで伸びる、グワダル港を抜けるマクラーン海岸沿いの幹線道路は、バローチスターン州の美しい見所のひとつに数えられます。
パキスタンの首都イスラマバードも、世界各国の美しい首都のひとつに挙げられており、毎年国内外から数多くの観光客が訪れています。
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