ローマ教皇が、カザフの動乱終結に向けた協議を要請
(last modified Mon, 10 Jan 2022 11:06:24 GMT )
1月 10, 2022 20:06 Asia/Tokyo

ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が、カザフスタンでの動乱を終結させるよう求めました。

イルナー通信によりますと、フランシスコ教皇は9日日曜、信徒を対象とした日曜礼拝において、カザフスタンの抗議デモで亡くなった人々に祈りを捧げました。

カザフスタン政府関係者らは、「今回の暴力的攻撃は同国で過去数十年間起きたことのないものだったが、ロシア軍の助けにより状況はコントロールされた」と述べています。

カザフスタンではこの数日、首都ヌルスルタンや最大都市アルマトイに加えほかの多くの都市でも、液体ガス燃料価格引き上げを理由に抗議者と警官が衝突していました。その中で双方合わせて数十人が死亡したほか、1000人を超える負傷者が出ました。

ロシア軍は、CSTO集団安全保障条約機構の枠組みにおいて、カザフスタンでの安定確立を支援するために同国へ入りました。

CSTOの平和維持部隊には、ベラルーシ、キルギス、タジキスタンの各国からも兵士が参加する予定です。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem