北朝鮮が対米ミサイル攻撃を示唆

北朝鮮が、「アメリカ本土に向けてミサイルを発射し、世界を震撼させることができる」として脅迫しました。

米国と国連安保理は、2006年の北朝鮮による初の核実験以来、数回にわたり同国に制裁を課しています。
しかし、北朝鮮は制裁を受けているにもかかわらず、地域における米軍の脅威に対抗する目的で自国の軍事力を強化する、と強調しています。
イスナー通信によりますと、北朝鮮外務省は声明を発表し、「大半の国が対米折衝や、盲目的な対米追従により時間を浪費している現代の世界において、わが国は世界で唯一、アメリカ本土に到達できるミサイルの発射により、世界を震撼させることのできる国家である｣と表明しました。.
北朝鮮とアメリカの間の緊張は、北朝鮮が先月中に複数回のミサイル実験を実施して以来、激化しています。
北朝鮮外務省は、「わが国のミサイルは抑止政策に向けて製造されており、これは、食料不足をはじめとする多くの国内問題を抱えている国家にとって注目すべき大きな成果を物語っている｣と強調しています。
北朝鮮はこれまでに何度も、「アメリカがわが国の政権打倒などという敵対政策を止めない限り、我々は自らの核ミサイル計画を決して断念しない｣と表明しています。

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