中国国連大使、ウクライナ情勢めぐり全関係勢力に自制呼び掛け 
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ウクライナ情勢をめぐり、国連安保理事会が21日月曜夜に開いた緊急会合で、中国の張軍・国連大使は全ての関係勢力に対し、緊張をあおらず自制するよう呼び掛けました。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
2月 22, 2022 16:57 Asia/Tokyo
  • 中国の張軍・国連大使
    中国の張軍・国連大使

ウクライナ情勢をめぐり、国連安保理事会が21日月曜夜に開いた緊急会合で、中国の張軍・国連大使は全ての関係勢力に対し、緊張をあおらず自制するよう呼び掛けました。

CNNが香港から報じたところによりますと、張氏は会合で、中国は外交解決に向けたあらゆる努力を歓迎、奨励すると述べ、各方面の懸念をすべて平等に扱うべきだと主張しました。

また、ロシアがウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認したことを非難していません。

中国はロシアとの間で強化してきた連携と、国家主権を重んじる外交政策の間で、難しい対応を迫られています。

米中間では21日月曜、ブリンケン米国務長官と中国の王毅(ワンイー)外相が電話で会談した。国務省の発表によると、両氏は北朝鮮情勢と「ロシアによるウクライナ侵攻」について協議し、ブリンケン氏はウクライナの主権と領土の一体性を守る必要があると強調したということです。

しかし、中国外務省は今のところ、電話会談の内容を公表していません。

ウクライナ東部ドンバス地区はドネツク、ルガンスク両州および、複数のロシア人居住地区で構成されており、この2つの州は2014年にウクライナが西側寄りの政権に交代したあと、一方的に同国からの独立を宣言しました。

最近では、ロシア下院が同国のプーチン大統領へ書簡を送付し、ウクライナのドンバス地区の分離独立を正式に承認するよう求めています。

21日月曜には、ロシア国家安全保障評議会のメンバー全員が、ドネツクおよびルガンスク両州の独立の正式承認に賛成票を投じました。

この会議において、プーチン大統領は、ロシアとしてドネツクおよびルガンスクの両州を正式に承認すると表明し、ロシア大統領府にてこれらの地域の指導者らとの友好・協力協定に調印しました。

この数週間で、ドンバスとして知られるウクライナ東部での衝突や緊張が激化している現状は、この地域に関する抜本的な情勢変化の発生の可能性を大きく高めています。

これらの地域とロシアは歴史、文化、言語、経済面でも大きなつながりがあることから、ロシアはウクライナ政府軍の攻撃に対してこれらの地域を支援しています。

ウクライナ東部での衝突は、ウクライナ東部紛争の解決に向けたミンスク合意の署名により停戦中だったものの、ウクライナの分離独立派と政府軍側の衝突は、以前から常時発生していました。

しかし、この数週間において、ウクライナ・ロシア西部国境、ベラルーシに多数のロシア軍が配備され、アメリカ主導の西側諸国は、ロシアが大規模な対ウクライナ軍事攻撃をもくろんでいると主張しています。

一方、ロシアの政府幹部はこの主張をこれまでに何度も否定しています。

 


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