パキスタン首相が自身の辞任に関与した米政府当局の名前を公表

辞任を発表したパキスタンのカーン首相は、自身の辞任に関与した米政府高官の名前を公表しました。

パキスタンでの政治的混乱の末、同国の政府はカーン首相を解任しました。

カーン首相はこれ以前に、「私は、ウクライナ戦争やロシアに対する立場表明を理由に、米政府高官らから警告を受けており、解任をほのめかされていた、としていました。

ファールス通信によりますと、カーン氏はまた、「アメリカ国務省の ルー中央・南アジア局次官補は、我が政権崩壊に向けた外国による陰謀に関与していた」としました。

現在インドを訪問中の ルー次官補は、これらの疑惑を否定しています。

インド、パキスタン、アフガニスタン、ネパール、スリランカ、バングラデシュ、モルディブ、ブータンの各国での米国務省の活動は、ルー次官補の監督によって行われています。

辞任を表明したカーン氏は、後任者が指名されるまで暫定的に首相職を担当します。

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