4月 06, 2022 18:18 Asia/Tokyo

中国で、墓参の習慣に新たな変化が起きています。

中国・新華社通信が5日火曜、報じたところによりますと、中国ではここ数年、墓参りに花を供える新たな習慣が静かに生まれつつあり、墓参りの時期に当たる清明節(二十四節気の一つ、今年は4月5日)を前に、生花を買い求める人が後を絶たず、黄色や白のキクがよく売れているということです。

清明節の新たな墓参りの習慣が生花市場を押し上げる効果も徐々に現れており、花き卸売りの昆明花易宝科技によりますと、同社電子商取引(EC)プラットフォームでのキクの売り上げは今年3月末時点で3位だったということです。

ある共同創業者は「昨年の清明節は30万本のキクを準備した。今年は清明節前ですでに75万本が売れた」と説明するとともに、取引量の伸びから見て生花を供える墓参りは新たな習慣になりつつあるとの見方を示しました。

一方、ある老夫婦は126本のキクを買ったとし、「以前は(墓前で)紙銭(冥銭)を燃やしていたが、灰が一面に飛び散り、煙にむせた。一昨年からは花を供えることにした。環境にもよく安全だ」とコメントしています。

 

 


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