Pars Today

英紙フィナンシャルタイムズが、米ワシントンにあるCSIS戦略国際問題研究所からの報告を引用して、北朝鮮が2017年以来となる核実験の準備をしていると主張しました。

29日金曜のフィナンシャルタイムズによりますと、北朝鮮北東部プンゲリ核施設の最新の衛星動画からは、北朝鮮がこれに関して必要な準備を行っている最中であることがわかっています。

同研究所が論拠とした画像からは、プンゲリ施設近辺での建物の新設、建築資材の搬入、新設備や備品の配備などの様子が見て取れます。

この記事の執筆者らは、問題の実験が今年の5月から9月の間に行われる可能性がある、と推測しています。

北朝鮮の直近の核実験は2017年9月3日に実施されており、当時の日本の防衛省は、北朝鮮が実験したこの爆弾の威力は70キロトンであると推定していました。

米国と国連安保理理事国は、2006年の北朝鮮の最初の核実験以来、北朝鮮に数期にわたり制裁を課しています。

北朝鮮はこれらの制裁にもかかわらず、地域の米軍の脅威に対抗するために自国の軍事力を強化すると強調しています。

また、アメリカが北朝鮮の現政権打倒という敵対的な政策を止めるまで、ミサイルと核計画を放棄しないと表明しています。

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