習近平国家主席、「地域の安定と平和維持はアジア太平洋諸国の共通の責任」

中国の習近平国家主席が、「アジア太平洋地域の安定と平和維持、各国の発展と繁栄の促進は、この地域の国家の共通の責任である｣と表明しました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、習近平国家主席は30日月曜、フィジーで開催された2回目となる中国と太平洋島嶼国の外相会合の参加者に向けたメッセージで、「近年、中国と太平洋島嶼国との包括的戦略パートナーシップは、相互尊重と共同発展に基づき絶えず進化し、すでに実りある成果を上げている」と表明しています。

同国家主席はまた、「中国は太平洋島嶼国との友好関係の発展において、常に程度に関わらず、すべての国が平等であるという原則を堅持し、正義と互恵、誠意、友情の概念を堅持してきた」と強調しました。

さらに、「中国は太平洋島嶼国と共に活動し、共に課題克服の確信を高め、共に発展するためのコンセンサスを得る用意がある」と語っています。

また、王毅・中国外相は29日日曜、南太平洋のフィジー共和国の首都スバで、PIF太平洋諸島フォーラムのヘンリ ー・プナ事務局長と会談し、「中国は、太平洋地域諸国との気候変動対策などの分野での協力を拡大する意向である」としました。

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